ギャラップ認定クリフトンストレングスコーチ(2025年取得・Gallup公式プロフィール)。東証プライム企業で管理職・マネジメントを経験し、営業実績で全店1位を複数回達成。これまでに500回以上のコーチングセッションを実施しています。
1on1が続かないときは、話題、話す配分、日程、次の確認、記録を分けて見直します。担当者の意志だけを原因にせず、実際に止まった場面を確認します。この記事では五つの確認点と見直す方法を紹介します。


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1on1が続かないときに確認する5つの点

1. 話すことがなくなる(ネタ切れ)
話題が決まらず面談が止まる場合は、前回の記録や今の業務から扱うことを選びます。話すことがない日は無理に私生活を聞き出さず、業務で確認したい点があるかを相談します。
2. 上司が話しすぎている
上司の説明が長くなった場合は、本人が話したい内容を先に確認します。業務上の指示を伝える時間と、本人の話を聞く時間を区別し、どちらが必要かを共有します。
リクルートマネジメントソリューションズの実態調査は、2022年1月に人事系業務を担当する正社員936人へ実施されました。公表された課題の回答では「上司の面談スキルの不足」が47.2%でした。これは調査の回答結果であり、目の前の1on1が止まった原因を個別に証明するものではありません。
3. 業務に押されて後回しになる
緊急業務で予定を変更したときは、変更後の日程や連絡先が決まっているかを確認します。同じ調査では「上司負荷の高まり」が44.6%でした。この割合だけから、負担が継続を妨げた因果関係は決めません。
4. 効果が実感できない
話した後に何を確認するかが決まっていない場合は、次回に扱う用件を残します。すぐに行動や関係が変わらなくても、話した内容と未確認の点を区別して振り返れます。
5. 記録が残らず、毎回リセットされる
前回の話が残っていない場合は、本人と共有してよい内容と次に確認することを短く記録します。閲覧する人と保存場所は、勤務先の情報管理ルールに従います。
1on1を続けるための5つの対策

対策1. 質問テンプレートを用意する
質問の候補を用意し、その日の目的に合うものを本人と選びます。「今、確認したいことはありますか」「次回までに必要な情報は何ですか」などが使えます。質問の例は1on1の質問例50選も参考にできます。
対策2. 本人が話す時間を確保する
上司は質問した後、答える時間を残します。話す割合を全員に固定せず、説明が必要な場面か本人の話を聞く場面かを確認します。進め方の例は続く1on1のやり方にあります。
対策3. 変更後の日程と連絡方法を決める
予定を変更する場合は、次の日時と連絡方法を確認します。面談の長さや頻度は業務と本人の都合を相談し、無理に同じ時間を全員へ当てはめません。安全や緊急業務に必要な中止まで禁じるものではありません。
対策4. 次の行動か未確認の点を残す
話し終わる前に、次に試すことか、確認が必要なことを残します。行動を決められない場合は保留にして、必要な情報と確認先を記録します。振り返りをすることと、効果を保証することは分けます。
対策5. 記録して、次回の冒頭で触れる
次回は、前回から何が変わったかと、未確認の点を短く確認できます。記録の用途や共有範囲は本人と相談します。書く項目の例は1on1の振り返りシートの書き方も参照できます。
Gallupの記事は、過去1週間に意味のあるフィードバックを受けたと答えた従業員の80%が、完全にエンゲージしていると回答したと説明しています。この結果を、今回の記録方法や面談頻度だけの効果、全員への因果関係の証明とは扱いません。
1on1を続ける準備をAIで補助するときの確認

AIを使う場合は、質問候補や自分用メモの整理を補助させ、採用する内容は本人が確認します(AIコーチングとは)。顧客情報、会社の秘密、同僚の個人情報を外部AIへ渡さず、勤務先の利用規則に従います。
- 質問候補を見て、今回扱う用件を本人と選ぶ
- 記録した内容とAIの提案を照合し、使うか本人が決める
- AIの出力を人事評価や相手の本音の判定に使わない
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コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 実施頻度そのものが少なく、続かないと感じる場合は、1on1が続かない原因と5つの対策にも背景が整理されています。 […]
[…] AIコーチングの最大の価値は、研修や1on1が抱える「現場で続かない」という根本課題を解けることにあります。 […]