振り返りシートの書き方 学校の授業とテストの例文6つ

振り返りシートの書き方 学校の授業とテストの例文6つのイメージ

振り返りシートを前にしても、「頑張った」「難しかった」から先を書けないことがあります。

学校へ提出する振り返りでは、きれいな感想を作るより、今回の課題、自分がしたこと、教材や答案で確かめた差、次に試すことを対応させると書きやすくなります。

この記事では、Rinの6欄メモで材料を集め、学校指定の欄へ移す手順を説明します。

授業3例とテスト3例は、すべて説明用に作った架空の学習場面です。

そのまま提出せず、自分の授業記録、教材、答案、先生の説明で確認できる内容へ置き換えてください。

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目次

振り返りシートが学校の提出用か確かめる

提出前に学校の指示を確認。日付:どの授業やテストを振り返るか。教科・単元:教材や授業記録で確かめる。学校の欄:何をどこへ書くか。字数・行数:記入欄の表示を見る。提出方法と期限:先生の案内を見る。共有範囲:誰が読む提出物か。学校の指定を優先。不明な欄は先生へ確認。

最初に、何のための振り返りかを確認します。

学校から配られた用紙や入力画面がある場合は、その欄名と指示が優先です。

少なくとも、次の情報を先に見ます。

確認情報 見る場所 書く前の判断
日付 用紙や授業予定 どの授業やテストを振り返るか
教科と単元 教材や黒板の記録 話題を広げすぎていないか
学校の欄 配布用紙や入力画面 何をどの欄へ書くか
字数や行数 記入欄の表示 どこまで具体化できるか
提出方法と期限 先生の案内 紙かICTか、いつまでか
共有範囲 学校の案内 誰が読む提出物か

「感想」と書かれていても、好き嫌いだけを求めているとは限りません。

先生から観点や問いが示されている場合は、その言葉に沿って本人の事実を選びます。

学校指定の欄が不明なら、自分で欄を増やして埋める前に先生へ確認します。

欠席した授業や、まだ実施していない課題を、参加したように書いてはいけません。

欠席や未実施のときは、「どの資料まで見たか」「何を後から確認するか」「どの範囲を書けばよいか」を先生へ確かめます。

6欄メモで振り返りシートに書く学びを集める

Rinの6欄で学習の材料を集める。1 今回の課題。2 実際にしたこと。3 確認した結果と差。4 根拠と訂正、または未理解。5 次に試すこと。6 先生へ確かめたいこと。Rinの整理案。全国共通の書式ではない。

提出文をいきなり書くと、感想と事実が混ざりやすくなります。

先に6欄の短いメモを作ると、自分がしたことと、後から確かめたことを分けられます。

この6欄はRinの整理案であり、全国共通の正規シートではありません。

6欄 書く内容 空欄の問い
1 今回の課題 授業やテストで取り組んだ範囲 何について答えたり動いたりしたか
2 実際にしたこと 自分の回答、説明、動作、見直し 自分は何をしたか
3 確認した結果と差 教材、資料、答案、記録との違い 何を見て、どこが同じか違うか
4 根拠と訂正または未理解 直す根拠、まだ説明できない点 何を根拠に直すか、何が残るか
5 次に試すこと 次回に自分が行う具体的な操作 いつ、何を、どう変えるか
6 先生へ確かめたいこと 自分だけで決められない疑問 先生へ何を質問するか

1枚の完成メモ

次は、後で授業例1として使う架空のメモです。

正答や教材の内容を示す例ではなく、本人の説明と教材を照らし合わせる流れを示しています。

6欄 架空の記入
今回の課題 2つの考え方の違いを自分の言葉で説明する
実際にしたこと 共通点は書けたが、違いを「結果が違う」とだけ答えた
確認した結果と差 教材のまとめには、結果だけでなく途中の考え方も比べて説明されていた
根拠と訂正または未理解 教材の該当段落を根拠に、途中の考え方の違いを1文足して訂正した
なぜその考え方を選ぶかはまだ説明できない
次に試すこと 次の説明問題では、共通点と違いを1つずつ下書きする
先生へ確かめたいこと 考え方を選ぶ理由は、式と文章のどちらで示すか

「結果が違った」と思っただけでは、訂正の根拠になりません。

教材のどの説明、答案のどの印、先生のどの指示と比べたのかを短く残します。

まだ確認できない原因は、決めつけず「仮説」または「未確認」と書きます。

振り返りシートの学校指定欄へ文章をまとめる

6欄メモを学校指定の3欄へ分けて移す図

6欄メモは材料集めに使い、提出先の欄へそのまま全部詰め込みません。

たとえば学校指定の欄が「学んだこと」「疑問」「次にしたいこと」の3つなら、次のように対応させます。

学校指定の欄 6欄から使う材料 架空の対応例
学んだこと 1 課題、2 実際にしたこと、3 確認した差、4 訂正根拠 2つの考え方を比べるときは、結果だけでなく途中の考え方の違いも説明する必要があると教材で確認した
疑問 4 未理解、6 先生へ確かめたいこと 考え方を選ぶ理由を、式と文章のどちらで示すか確認したい
次にしたいこと 5 次に試すこと 次の説明問題では、共通点と違いを1つずつ下書きする

欄が1つだけなら、「したこと→確認した差→次に試すこと」の順に並べます。

欄が分かれているなら、同じ説明を繰り返さず、対応する材料を分けます。

字数が少ないときの短縮例

長いメモを短くするときも、本人の事実を消して架空の成果を足しません。

たとえば、前のメモは次のように短くできます。

違いを結果だけで説明しましたが、教材では途中の考え方も比べていました。
次は共通点と違いを1つずつ下書きします。

最初に削るのは、同じ意味の繰り返しや飾りの言葉です。

「完全に理解できた」「次は必ず正解できる」のような、確認していない成果へ置き換えません。

提出文を作ったら、各文が6欄のどの事実から来たかを指で戻って確認します。

戻れない文は、根拠を探すか、未確認として外します。

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授業の振り返り例文3つ

一般授業と社会と体育の架空例を同じ6欄で整理する図

ここからの6例は、すべて架空の学習場面です。

実在する授業、教材、資料、答案、運動記録を示すものではありません。

架空例1 一般授業の説明を直す

6欄 架空の記入
今回の課題 2つの考え方の違いを説明する
実際にしたこと 共通点は書けたが、違いを結果だけで答えた
確認した結果と差 教材のまとめは途中の考え方も比べていた
根拠と訂正または未理解 教材の該当段落を根拠に、途中の考え方の違いを1文足して訂正した
選ぶ理由はまだ未理解
次に試すこと 共通点と違いを1つずつ下書きする
先生へ確かめたいこと 選ぶ理由を式と文章のどちらで示すか

提出用の架空例文

2つの考え方を比べる課題で、私は共通点を書き、違いは結果だけで説明しました。
教材のまとめを見直すと、途中の考え方も比べていたため、その部分を1文足して訂正しました。
訂正後は、教材の該当段落と説明をもう1度対応させました。
どちらを選ぶかの理由はまだ説明できません。
次は共通点と違いを先に1つずつ書き、理由の示し方を先生に確認します。

架空例2 社会の資料AとBを読み比べる

6欄 架空の記入
今回の課題 配布された資料AとBの違いを説明する
実際にしたこと 見た目の大きさだけで資料Bの方が多いと答えた
確認した結果と差 2つの資料は示す期間と単位が違い、同じ条件で比べていなかった
根拠と訂正または未理解 資料名、期間、単位の表示を根拠に、量の大小を決める答えを取り消した
差が生じた背景は資料だけでは未確認
次に試すこと 資料ごとに期間と単位へ線を引いてから読む
先生へ確かめたいこと 背景を説明するために参照する授業資料の範囲

提出用の架空例文

資料AとBを比べる課題で、私は見た目の大きさだけから資料Bの方が多いと答えました。
しかし、資料名の下にある期間と単位を確認すると、同じ条件の比較ではありませんでした。
期間と単位が異なるため、いまの資料だけで量の大小を決める答えを取り消しました。
差の背景は資料だけでは判断できません。
次は期間と単位へ先に線を引き、背景に使う資料の範囲を先生に確認します。

資料の数字を使うときは、授業で配られた実際の資料の名称、期間、単位と一緒に確かめてください。

架空例3 体育で動作と記録の差を見る

6欄 架空の記入
今回の課題 先生から示された観察点で自分の動作を振り返る
実際にしたこと 自分では示された順序で動いたつもりだった
確認した結果と差 授業内の確認記録では、2つ目の観察点を確かめられなかった
根拠と訂正または未理解 先生が示した観察点と授業記録を根拠にする
動作の良否は自分だけで決めない
次に試すこと 次の授業で同じ観察点を1つに絞って確認する
先生へ確かめたいこと 安全に確認する位置と方法

提出用の架空例文

先生から示された観察点を使い、自分の動作を振り返りました。
私は示された順序で動いたつもりでしたが、授業内の記録では2つ目の観察点を確認できませんでした。
動作の良否は、この記録だけでは決めません。
次の授業では観察点を1つに絞り、先生の指示に従って確かめます。
安全に確認する位置と方法は、始める前に先生へ質問します。

体育の例は運動技術や安全基準を独自に教えるものではありません。

授業で先生から示された観察点、本人の動作、授業内の記録の違いを整理しています。

テストの振り返り例文3つ

テストの架空例を根拠で分ける。理由の未理解:解説と自分の説明。条件の読み違い:答案・問題文・解説。時間内の進め方:答案・取り組みメモ。確認できた差と、まだ不明な原因を分ける。すべて架空例。点数が上がるかは未確認。

誤答を見つけても、すぐに「理解不足」「注意不足」と原因を決めません。

答案、解説、問題文、取り組みメモを見て、確認できたことと仮説を分けます。

架空例4 説明の一部を理解できていない

6欄 架空の記入
今回の課題 理由を含めて答える記述問題
実際にしたこと 結論だけを書き、理由の欄を空けた
確認した結果と差 解説には結論を支える理由が示されていた
根拠と訂正または未理解 解説の理由を答案へ対応させる
理由と結論のつながりはまだ自分の言葉で説明できない
次に試すこと 教材を見ずに理由を1文で説明し、答え合わせする
先生へ確かめたいこと 理由のどの部分が課題の条件に対応するか

提出用の架空例文

理由を含めて答える問題で、私は結論だけを書き、理由を空欄にしました。
解説には結論を支える理由がありましたが、両者のつながりをまだ自分の言葉で説明できません。
正解できたとはせず、説明できるかを次に確かめます。
次は教材を閉じて理由を1文で説明し、解説と比べます。
課題の条件に対応する箇所は先生へ確認します。

架空例5 問題文の条件を読み違えた

6欄 架空の記入
今回の課題 指定された条件に合う答えを選ぶ問題
実際にしたこと 答えを選んだが、条件を示す語へ印を付けなかった
確認した結果と差 答案と問題文を見比べると、選んだ答えは条件の1つと合っていなかった
根拠と訂正または未理解 問題文の条件語と解説を根拠に訂正する
なぜ読み飛ばしたかは未確認
次に試すこと 条件を示す語へ印を付けてから選択肢を見る
先生へ確かめたいこと 条件が複数あるときの確認順序

提出用の架空例文

条件に合う答えを選ぶ問題で、私は条件を示す語へ印を付けずに答えました。
答案と問題文を見比べると、選んだ答えは条件の1つと合っていませんでした。
読み飛ばした理由はまだ確認できていません。
次に同じ誤りを防げるかは、まだ確かめていません。
次は条件語へ印を付けてから選択肢を見て、条件が複数ある場合の確認順序を先生に尋ねます。

架空例6 時間内の取り組み方を見直す

6欄 架空の記入
今回の課題 複数の問題へ制限時間内に取り組む
実際にしたこと 前半の1問を何度も書き直し、後半に未着手の問題が残った
確認した結果と差 取り組みメモでは、見直しを始める時刻を決めていなかった
根拠と訂正または未理解 答案の未着手欄と取り組みメモを根拠にする
適切な配分は未確認
次に試すこと 練習時に途中時刻を決め、未着手の問題を確認する
先生へ確かめたいこと 授業で認められる見直し方法と記録方法

提出用の架空例文

複数の問題に取り組むテストで、前半の1問を何度も書き直し、後半に未着手の問題が残りました。
取り組みメモを確認すると、見直しを始める時刻を決めていませんでした。
適切な時間配分はまだ未確認です。
配分を変えた結果は、次の練習記録で確かめます。
次の練習では途中時刻を決めて未着手を確認し、認められる見直し方法を先生に尋ねます。

次の試行を書いた時点では、点数が上がるかは未確認です。

次回の答案や取り組みメモで、試したか、どこまでできたかを改めて確かめます。

書けないときは具体部分を1つ確認する

振り返りを書けないときに課題と回答と説明から具体部分を探す図

「頑張った」「楽しかった」しか出ないときは、感想を言い換え続ける必要はありません。

今回の課題、自分の答えや動作、先生の説明から、具体的な部分を1つ探します。

書けない状態 まず確認するもの 書き出しの形
頑張っただけになる 自分が実際にした操作 「私は最初に〇〇をした」
楽しかっただけになる どの場面で考えが変わったか 「〇〇を比べた場面で」
全部わかったと思う 説明せず答えた箇所 「自分の言葉で説明すると」
全部分からないと思う 最初に止まった1問や1動作 「〇〇まではできたが」
原因が思いつかない 答案、教材、記録の差 「確認できた差は〇〇」
欠席または未実施 見た資料と先生の指示 「実施していないため記入範囲を確認したい」

「全部」を小さくすると、確認できた部分と未理解の部分を分けられます。

たとえば「全部分からない」は、「問題文の条件は読めたが、理由を説明する箇所で止まった」と狭めます。

原因が分からない場合は、もっともらしい理由を作りません。

「答案ではこの欄が空いている」「解説との違いはここまで確認した」「空欄になった理由は未確認」と書けます。

先生へ質問するときは、「分かりません」だけで終えず、どこまで確認したかを添えます。

「教材のこの段落までは読みましたが、結論と理由のつながりが説明できません」のように範囲を示すと、質問箇所が明確になります。

提出前と次の授業で見直す

提出前と次の授業を分けて確認。提出前:本人の事実と根拠を照合。提出前:事実と仮説・未理解を区別。次の授業:試行の実施と結果を確認。次の授業:未理解・先生の説明を追記。提出先と共有範囲は学校の指定に従います。

提出前は、文章の上手さより、本人の事実と根拠が対応しているかを確認します。

次のチェックを上から順に見ます。

  • 学校指定の欄と字数に合っているか。
  • 架空の成功や、していない行動を足していないか。
  • 答案、教材、資料、授業記録のどこを見たか分かるか。
  • 確認できたことと、仮説や未理解を分けたか。
  • 次に試すことが、自分で実行と確認のできる1つになっているか。
  • 先生へ確かめる内容が具体的か。
  • 他の生徒の名前や成績など、提出に不要な情報を入れていないか。

文部科学省が紹介する白水小学校の実践事例では、過去の評価と次時の目標をつなげること、教師と児童が評価基準を設定すること、教師が支援することが扱われています。

これは1校の取り組み事例であり、すべての学校に同じ書式を求めるものではありません。

白水小学校の取り組み事例を参考にする場合も、実際の基準は自分の学校と教科の指示を確認します。

次の授業では、「次に試すこと」を実際に行ったかを見ます。

行っただけで成功とせず、次の答案や記録で確認できた結果、残った未理解、先生から受けた説明を追記します。

文部科学省には、ICTを使って学習内容を提出・共有する実践例もあります。

ICTを使った提出・共有の実践例は、特定サービスの操作や入力を全国で必須にする案内ではありません。

提出先と共有範囲は、学校の指定に従ってください。

よくある質問と私的な振り返りを分ける

学校へ出す振り返りと自分だけの私的な記録を分ける図

例文をそのまま提出してもよいですか

この記事の6例は、説明用の架空例です。

自分の課題、回答や動作、答案や教材で確認した差へ置き換えてください。

置き換えた後は、各文が自分の6欄メモへ戻れるかを確認します。

振り返りを書けば評価や内申点は上がりますか

この文章だけで評価や内申点が決まるとは言えません。

評価に関する学校や教科の指示、観点、基準を確かめ、不明点は先生へ確認してください。

すでにできた場合は何を書けばよいですか

確認できた行動と結果を、答案や授業記録などの根拠と一緒に書き、無理に未理解の点を作らず、次に確かめる観察点を先生へ相談してください。

体育の振り返りには技術の直し方を書くべきですか

授業で示された観察点と自分の動作、確認できた記録を整理します。

運動技術や安全に関わる方法を自分だけで決めず、先生の指示に従ってください。

社会の振り返りには資料の数字を入れるべきですか

課題で必要なら、授業で配られた資料の名称、期間、単位、読み取り箇所を確認して使います。

覚えていない数字を推測で補わず、資料へ戻るか先生へ確認します。

提出用に書きにくい気持ちはどこへ残せますか

学校へ出す文章と、自分だけで考えを整理する記録は分けられます。

提出用には学校が求める学習事実と次の試行を書き、気持ちや迷いを自分のために残す場合は振り返りの書き方も参照できます。

自分と話すノートは、プロコーチが設計した悩み相談専用AIです。ノート、価値観マップ、AIコーチとの対話で、自分の考えを私的に整理できます。

基本無料で、アプリ内課金があります。

学校の答案、他の生徒の名前、成績などを外部サービスへ入力せず、提出物は学校の指定先で扱ってください。

自分の考えを私的に整理する

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