恋人と一緒にいて、いつもの仕事の話や予定の確認が一段落したあと。もう少し話したいけれど、次の話題が浮かばないことがあります。
この記事には、恋人に聞く質問を100問、10のテーマに分けて用意しました。日常の出来事や思い出、好きなものについて、相手が話したい範囲で聞くための質問です。答えから性格や相性を採点する使い方はしません。
将来の暮らしやお金の分担を決めたい場合は、恋愛の価値観を話し合う質問30と同棲前の確認25にまとめています。ここでは結論を決める前の、普段の会話を楽しむ時間を扱います。
最初から100問を順番に聞かなくて大丈夫です。2人とも話してみたいテーマを一つ選び、気になる質問を開いてみてください。答えが短ければそこで終えても、別の話へ移っても構いません。

質問は相手の経験を聞く入り口にする
「映画が好き」という同じ答えでも、思い出に残っている作品や、好きになったきっかけは人によって違います。答えを分類するよりも、その人が話したい具体的な場面を一つ聞いてみます。
たとえば「子どもの頃は絵を描いていた」と聞いたら、「どんな絵だったの」と、その話の続きを尋ねる形です。今も続けるべきだと勧めたり、才能があるかを判断したりしなくても、会話は続けられます。
話を振り返るときの言葉の例として、自分と話すノートでは、成長・安定・自由・誠実・楽しさ・つながり・挑戦・貢献という8つの軸を使っています。これは株式会社Rinのサービスで用いる整理の軸で、この100問が測定する尺度ではありません。
相手の答えを「この軸の人だ」と決める必要はありません。「どんなところが好きだったの」と本人の言葉を聞き、自分の答えも話してみてください。図や分類を使わず、出来事の話だけを楽しむこともできます。

テーマ1 子どもの頃の思い出を聞く10問

子どもの頃の話は、今は知らない相手の一面に出会うきっかけになります。ただし家族や学校の記憶を話したくないこともあるので、答えたいものだけ選びます。
- 子どもの頃、夢中になっていたことは何ですか
- 小学生のとき、休み時間は何をして過ごしていましたか
- 子どもの頃、よく読んでいた本はありますか
- 昔の持ち物で、今も覚えているものはありますか
- 子どもの頃に憧れていた大人はどんな人でしたか
- 学生時代、得意だった教科は何ですか
- 小さい頃に好きだった遊びを教えてください
- 初めて自分で作ってみたものは何でしたか
- 子どもの頃の夢は何でしたか
- 昔住んでいた場所で、覚えている景色はありますか
答えから今の性格を説明しきろうとせず、「そのときはこうだったんだね」と聞きます。今は好みが変わっていても、どちらが本当かを決める必要はありません。
テーマ2 最近の休日の出来事を聞く10問

休日の頻度や2人の時間配分を決める前に、最近どんなことをしたかを聞くテーマです。予定がなかった日にも、小さな場面から話せます。
- 最近の休日に、初めて見つけたものはありますか
- この前の休みに食べておいしかったものは何ですか
- 最近の散歩で、目に留まった景色はありますか
- 休日に立ち寄って、また行きたいと思った場所はありますか
- 予定どおりではなかったけれど楽しめた日はありますか
- 最近いちばんリラックスできた瞬間はいつですか
- 休みの日に聞いて印象に残った音や音楽はありますか
- 家で過ごした日に、つい長く続けたことはありますか
- 最近の休日の写真を一枚選ぶなら、どの場面ですか
- 何もしないで過ごした日に、ふと思い出したことはありますか
「次から2人もそうしよう」とすぐ予定へつなげなくても大丈夫です。その休日に何が面白かったのかを聞くだけの回にできます。
テーマ3 食べものと小さな楽しみを聞く10問

食べものや日々の小さな楽しみは、その場で話し始めやすい題材です。食の好みを合わせるためではなく、本人が楽しんだ経験を聞きます。
- 最近知って、また食べたいと思ったものは何ですか
- 好きな食べものを初めて食べたときのことを覚えていますか
- 季節が変わると楽しみになる食べものはありますか
- 自分で作ってみて面白かった料理はありますか
- 旅先で覚えている味はありますか
- 飲みものを飲んで、ほっとした場面はありますか
- 見た目が気に入ったお菓子や料理はありますか
- 昔は苦手だったけれど好きになった食べものはありますか
- お店でいつも気になっているけれど、まだ選んでいないものはありますか
- 食べもの以外で、最近ちょっと楽しみになっていることは何ですか
アレルギーや食事上の事情を説明してもらう質問ではありません。一緒に食べる予定を決めるときに必要な確認は、その目的を伝えて別に行います。
テーマ4 仕事や学びで出会った場面を聞く10問
仕事や学びの話も、待遇や将来の選択だけではありません。1日の中で何に気づいたのかを聞くと、普段の様子を知る手がかりになります。
- 仕事や学びの中で、最近初めて知ったことは何ですか
- 仕事でいちばんやりがいを感じる瞬間はいつですか
- 以前は難しかったのに、今は慣れた作業はありますか
- 今の仕事や学びを選んだときに、興味があったことは何ですか
- 誰かの工夫を見て、面白いと思ったことはありますか
- 道具や手順を変えて、やりやすくなったことはありますか
- 初めて任された日のことを覚えている仕事はありますか
- 説明してみて、自分も理解が深まったことはありますか
- 最近覚えて、日常でも使っている言葉はありますか
- 仕事や勉強の合間に、目に留まるものはありますか
顧客や同僚の名前、会社の内情まで聞く必要はありません。話してよい範囲の本人の経験だけでも、その人が面白いと感じる場面を知ることができます。

テーマ5 好きな場所や景色を聞く10問

将来住む場所を合意する質問とは分け、これまで見た景色や行ってみたい場所を話題にします。旅行の経験が少なくても、近所の場所から選べます。
- 歩いていて、つい立ち止まる場所はありますか
- これまで見た空で、覚えているものはありますか
- 初めて行って印象が変わった場所はありますか
- よく知っている街で、最近見つけたものは何ですか
- 海や山などで、もう一度見たい景色はありますか
- 本や映画を見て、気になった場所はありますか
- お気に入りの場所はどこですか
- 雨の日に印象に残った景色はありますか
- 誰かに案内してもらって面白かった場所はありますか
- 景色の写真を撮るなら、どんな瞬間を選びますか
場所の名前だけで終わったら、「そこで何をしたの」と聞く方法があります。行ったことがない場所でも、何に惹かれたかを話すことはできます。
テーマ6 友人との思い出を聞く10問

友人と恋人の優先順位を尋ねる代わりに、人と過ごして覚えている出来事を聞きます。相手の友人を評価したり、交友関係を確認したりする目的には使いません。
- 友人と一緒にして、今も笑える出来事はありますか
- 誰かから教わって、好きになったものはありますか
- 久しぶりに会っても話が続いたことはありますか
- 友人と初めて会った場所で、覚えているところはありますか
- 一緒に準備して楽しかった行事や遊びはありますか
- 何気ない雑談で、意外と盛り上がった話題は何ですか
- 誰かと協力して完成させたものはありますか
- 人と一緒に行って、1人のときとは違って見えた場所はありますか
- 友人が困っているときに、自分も学んだことはありますか
- 相手に勧めてもらって、試してみたことはありますか
名前や詳しい事情を話してもらわなくても、どんな出来事だったかは聞けます。その人にしか分からない内輪の話になったら、無理に理解を合わせず、分からない言葉を一つ尋ねてみてください。
テーマ7 試してみて気づいたことを聞く10問

大きな後悔や傷ついた記憶を聞き出す代わりに、小さく試して分かったことを聞くテーマです。話す本人が、軽く振り返れる場面を選びます。
- やってみたら想像と違ったことはありますか
- 最初は苦手だったけれど、少し慣れたことはありますか
- 道具を使ってみて、意外な使い方を知ったことはありますか
- 人に教わって、やり方が変わったことはありますか
- うまくいかなかったけれど、面白かった試みはありますか
- 自分なりの工夫が役立った場面はありますか
- 途中でやめて、別の方法を選んだことはありますか
- 準備しておいて助かったことはありますか
- 前は気づかなかったのに、最近分かるようになったことは何ですか
- また試すなら、少し変えてみたいことはありますか
失敗の原因を分析する時間にしなくても構いません。「こうすればよかった」と助言する前に、本人がもう少し話したいのか、別の質問へ移りたいのかを見てください。
テーマ8 好きなことや趣味を聞く10問

好きなことの話には、普段聞いていなかった細部があるかもしれません。共通の趣味を作ることを目標にせず、相手の楽しみ方を教えてもらいます。
- 時間を忘れて没頭できることは何ですか
- 最近見つけて気に入った作品はありますか
- 新しい趣味に挑戦したことはありますか
- 好きな音楽や映画のジャンルは何ですか
- 好きな作品で、繰り返し見たくなる場面はありますか
- 趣味を始めるきっかけになったものは何ですか
- 詳しくない人にも伝えたい面白さはどんなところですか
- その趣味の道具で気に入っているものはありますか
- 昔好きだったけど、今はやっていないことはありますか
- 好きなことを人と共有するのは好きですか
知らない話題でも、同じくらい詳しく答える必要はありません。「初めて知った」「そこをもう少し聞きたい」と、自分の分かる範囲から返せます。
テーマ9 助けられた場面やうれしかったことを聞く10問

人助けをする性格かどうかを判定する質問ではありません。本人が覚えている小さな出来事を聞き、話せる範囲でその場面を共有します。
- 最近、手を貸してもらって助かったことはありますか
- 誰かの気づかいで、後からうれしくなったことはありますか
- 知らないことを教えてもらった場面で、覚えているものはありますか
- 誰かと分担して、やりやすくなったことはありますか
- 自分の小さな工夫が、誰かの役に立ったことはありますか
- ありがとうと伝えたくなった出来事はありますか
- 誰かに任せてよかったと思ったことはありますか
- 一緒に喜んでもらって、うれしかったことは何ですか
- 誰かのために動いたエピソードはありますか
- 恩返しをしたいと思う相手はいますか
思いつかないときに感謝を探すよう促す必要はありません。話題を変えることも、今は答えないことも、会話の中で自然に選べるようにします。
テーマ10 次にやってみたい小さなことを聞く10問

最後は、近いうちに少し試してみたいことを聞きます。2人の将来を約束する質問ではないので、答えを聞いただけで実行が決まったことにはしません。
- 近所で、まだ入っていないけれど気になる場所はありますか
- 次に読んでみたい本や見てみたい作品は何ですか
- 一度だけ体験してみたいことはありますか
- いつもの散歩道を変えるなら、どこへ行ってみたいですか
- 家にあるもので、作ってみたいものはありますか
- 次の季節に見てみたい景色はありますか
- 前に途中まで試して、また触ってみたいものはありますか
- 短い時間で学んでみたいことは何ですか
- 誰かがしているのを見て、気になった遊びはありますか
- 今日の話に出てきた中で、もう少し知りたくなったことはありますか
「いつかやってみたい」と「次の休みに予定を入れたい」は別の希望です。一緒にしたいことが見つかったら、今決めたいかどうかも確認してから予定を相談しましょう。
質問するときに気をつけたいこと

100問は一度に終える課題ではありません。「少し質問を選んで話してみる」と誘い、相手が乗り気でなければ別の時間にします。始めたあとも、答えたくない質問は飛ばせます。
一つ答えたら次を急がない
答えが出たら、すぐ次の質問へ進むより、その話をもう少し聞きたいか、自分の経験を話したいかを選びます。「そのとき何が面白かったの」「私は似た場面でこうだった」と、今の答えを受けて返せます。
答えが短いときはそのまま受け取る
短い答えだけで、話したくない、本音を隠しているなどと決めつけないでください。思い出せない、言葉にしにくい、今日は疲れているなど、理由はさまざまです。理由まで説明してもらわなくても、別の話題に移れます。
答えを直したり比較したりしない
「前は違うと言っていた」と訂正を求めたり、ほかのカップルの答えと比べたりすると、今の言葉を出しにくくなるかもしれません。今はそう思うのだと聞き、違いが気になれば「今はどんなところが変わったの」と本人が話せる範囲で尋ねます。
会話のあとに自分の一文を残す

相手の答えを聞いて、自分も話してみたかったことに気づく場合があります。その場で全部話せなかったら、後で自分の一文を残す方法もあります。
たとえば「好きだった遊びの話をして、また絵を描いてみたくなった」「次は自分の仕事の面白いところも話したい」といった記録です。相手の答えをすべて書き写して性格を分析するのではなく、自分に何が残ったかを書きます。
自分と話すノートを無料で始めると、自分の気づきや、次に話してみたいことを言葉にして残せます。相手の私的な話は本人のものとして扱い、自分の気持ちや希望を記録する使い方です。
話している途中でお金や暮らしの決めごとが気になった場合は、雑談の続きで結論を急がず、2人でその話をする時間を決めましょう。必要な確認項目は、恋愛の価値観を確かめる質問へ進めます。
まとめ

恋人に聞く質問は、相手の答えを採点するためではなく、その人の経験を聞く入り口にできます。100問から気になるものを一つ選び、相手の言葉を受けて、自分の話もしてみてください。
話したくない項目は飛ばし、思い出せない答えは空いたままで構いません。今日は何を決めるかより、2人がどんな話をしてみたいかを確かめるところから始められます。


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