1on1アジェンダのテンプレートと作り方

この記事の監修・執筆:鶴田 洋(株式会社Rin 代表)
ギャラップ認定クリフトンストレングスコーチ(2025年取得・Gallup公式プロフィール)。東証プライム企業で管理職・マネジメントを経験し、営業実績で全店1位を複数回達成。これまでに500回以上のコーチングセッションを実施しています。

1on1を始めてみたものの、「何を話せばいいか分からず雑談で終わる」「毎回行き当たりばったりになる」という悩みは少なくありません。その多くは、アジェンダ(話す内容の枠組み)がないことが原因です。この記事では、1on1アジェンダの役割と基本構成、そのままコピペして使えるテンプレート、運用のコツまでを実務目線で紹介します。

1on1アジェンダの役割
目次
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1on1アジェンダの役割

1on1アジェンダの役割

アジェンダとは、1on1で「何を、どの順番で話すか」をあらかじめ決めておく地図のようなものです。これがあると、次の効果が生まれます。

  • 時間を有効に使える:限られた30分を雑談で消費せず、本質的な話に充てられる。
  • 部下が準備できる:事前に話すテーマが分かることで、部下も考えをまとめて臨める。
  • 抜け漏れを防ぐ:体調・業務・キャリアなど、扱うべき領域を網羅できる。

大切なのは、アジェンダは上司の「詰問リスト」ではなく、部下のための「対話の入り口」だという点です。

1on1そのものは、すでに多くの企業に広がっています。リクルートマネジメントソリューションズの調査では、従業員3,000名以上の企業で75.6%、700〜2,999名の企業で69.9%が1on1を導入済みと回答しており、全体でも7割近くに達しています(1on1ミーティングに関する実態調査)。さらにGallup(米ギャラップ社)の調査では、上司と定期的にミーティングを行っている従業員は、行っていない従業員に比べてエンゲージメント(仕事への熱意)が高い割合が約3倍という結果も出ています(Gallup調査)。この効果を引き出すには、導入するだけでなく「毎回何を話すか」を決めておくアジェンダが欠かせません。1on1そのものの目的をあらためて確認したい方は1on1の目的とはもあわせてご覧ください。

アジェンダの基本構成

アジェンダの基本構成

1on1のアジェンダは、次の流れで組むと自然な対話になります。

  1. チェックイン(2〜3分):最近の調子や気分を軽く共有し、場をほぐす。
  2. 近況・業務の振り返り(10分):うまくいったこと、困っていることを部下主導で話してもらう。
  3. テーマ深掘り(10分):その日のメインテーマ(キャリア、成長、人間関係など)について対話する。
  4. ネクストアクション(3〜5分):次回までに本人が取り組むことを一緒に言語化する。

コピペで使えるアジェンダテンプレート

コピペで使えるアジェンダテンプレート

以下をそのまま1on1の冒頭に共有すれば、すぐに運用を始められます。

  • 最近の調子は10点満点で何点? その理由は?
  • この2週間で「うまくいった」と感じたことは?
  • いま一番ひっかかっている・困っていることは?
  • 今日いちばん話したいテーマは何?
  • そのために、私(上司)にサポートできることは?
  • 次回までに試してみたい小さな一歩は?

毎回すべてを聞く必要はありません。その日の状態に合わせて取捨選択するのがコツです。テーマ別に質問のバリエーションを増やしたい場合は、1on1で使える質問50選も参考にしてください。

運用のコツ

運用のコツ

アジェンダを形だけ用意しても、運用が続かなければ意味がありません。次の点を意識しましょう。

  • 話すこと7割は部下に:上司が話しすぎると、報告会になってしまう。
  • 前回の続きから始める:ネクストアクションの振り返りを最初に置くと継続性が出る。
  • 記録を残す:話した内容を残しておくと、次回の質が上がり、成長の軌跡も見える。

それでも「毎回同じような話になる」「気づけば運用が止まっている」ということは起こりがちです。1on1が続かない理由と対策もあわせて確認しておくと、早めに手を打てます。話した内容をどう振り返りに活かすかは1on1の振り返り方で具体的に紹介しています。

この「記録」と「テーマ提案」を毎回手作業で続けるのは負担です。AIコーチを使えば、部下の日々の振り返りからその人に合ったアジェンダ案を自動で用意でき、上司は対話そのものに集中できます。仕組みの詳細は法人向けサービス紹介ページをご覧ください。

まとめ

まとめ

良い1on1は、良いアジェンダから始まります。基本構成を押さえ、テンプレートを土台にしながら、その日の部下に合わせて柔軟に運用していきましょう。

Rin AIコーチは、社員一人ひとりに専属のAIコーチを提供し、毎日の対話 × 価値観軸の可視化 × AIで、1on1のアジェンダ準備から記録までを自動化し、対話の質を底上げします。1人 月¥1,500・初月無料。導入を検討中の方は資料ダウンロードもご利用ください。

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